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江口真代(みのり)が、1年以上かけて取り組んでまいりました「鐵の鳳凰」が完成しました。

Date:2018.06.01 
Category: 制作風景

江口真代(みのり)が、1年以上かけて取り組んでまいりました「鐵の鳳凰」が完成しました。 この度、 お施主様のご好意により作品本設置前にお披露目を兼ねて展覧会を開催いたします。 設置後は近くで見ることができなくなるので、ぜひ触れられる近さでご高覧いただければ幸いです。 「鳳凰」の他、柔らかい鉄、優しい鉄、楽しい鉄を考察した作品十数点を同時展示する予定です。 主に錆びさせた鉄板を材料とし、丹念に鍛造、ガス溶接をメインに組み上げて制作した作品たちです。 身近な素材である鉄の、別の表情をお楽しみいただけると思います。  ・展覧会名    「鐵の仕事 鳳凰」  江口真代(みのり)+ r         ・場所     ギャラリア 赤い鳥         http://g-akaitori.com/about/ ・日時   平成30年 6月27日〜7月2日まで     11:00 〜 19:00        ※27日は 15時頃より          2日は 15時まで  ・作家在廊     全日在廊    ・制作中ブログ     http://www.cieloni.com/m/2018/03/20/3587/   ■鐵の仕事 「鳳凰」 鉄で鳳凰をと依頼され挑戦しました。 私の作るものの中に「L-Feb. 伝説的鉄生物」というシリーズものがあり、「鳳凰」はそのまま伝説的鉄生物となりました。 錆びさせた鉄板を材料とし、何度もの試行錯誤の末、丹念に鍛造、ガス溶接をメインに組み上げて制作した作品です。 ■L-Feb■ 百億の昼と千億の夜が君を隠した 瞼の裏に金の針で印されるは 伝え聞く断片と星の瞬き L-FebはLegendary Fe(iron) being 伝説的鉄生物、造語です。 「鳳凰」といえば、「不死鳥」「フェニックス」と同じと思われることがほとんどと感じますが、細かいことを言えば別な存在だそうです。 ただ、どちらも火と再生の象徴と言われるそうです。 鉄鉱石が高炉で焼かれ鉄になり、用途を終わり廃材となった鉄は再び焼かれ再生します。 鉄の中には最初から鳳凰が住んで居るのかもしれないと感じながら作りました。 よろしくお願い致します。

Author: eguchiminori

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