カセキの時間の作品「静寂の音を聴く_スダジイ」を追加しました。

実在したスダジイの木ををモチーフに、重厚で繊細ながら花投げな雰囲気の印象にまとめたアイアンアート。複数に株立した姿を写して、面の葉と線表現の葉をミックスし、全て鉄で制作しました。製作途中、枝の写真。

5月6月で葉っぱと枝ばかり作っていた江口です。

無事作品にまとまり、搬入は随分前に完了したのですが、やっとホームページに追加しました。

なかなか直ぐにアップできないでいることに、重々反省し、これからは、これからこそは改善しようと心に誓うのであります。。。。

今回、株立した木、一本を作ったので、葉っぱがですね、、、そう、葉っぱ、もう作っても作っても、「何か足らないかも?」でして、なおかつ、線表現と面表現の2種類で構成する予定で、割合的には半々ぐらいと、スケッチで検討しておいたのですが、面の葉が、どうも予定より存在感が軽くてですね。

いや、全体重たくしたくなかったので、葉のパーツの厚みは、最終的に一番薄いものを採用し、重なりも、重なりすぎない枝ぶりにデザインし、と、結構計算しておいたのですが、なんだかイメージとズレが有るようなぁ、、、と感じ、途中から面の葉を増やして差し替えたりと、なんとも葉っぱ葉っぱで頭がいっぱいの日々でございました。

実在したスダジイの木ををモチーフに、重厚で繊細ながら花投げな雰囲気の印象にまとめたアイアンアート。複数に株立した姿を写して、面の葉と線表現の葉をミックスし、全て鉄で制作しました。枝のねじれのアップ写真。ところで今回、枝を次々作るうち、確信したことがございます。
枝、もしくは蔓というものは、ねじれを入れると全体が馴染むのでございます。
不思議なことに、ただの丸棒を使用した場合で、ねじってもねじらなくても見た目あまりわからないようなときでも、ネジってあるといい感じなのです。

植物にある、ねじれや螺旋はニュートンさんも考察しいるように、いろいろな方があれこれ考えてこられたようです。

実際フィボナッチ数列を持つ配置や比率が随所に隠れており、人の目は、ねじれや螺旋があるのを自然と感じ取るのかもしれませんな。

もちろん、私はそんなきちんとした比率でねじったわけではございませんが、単に「ねじってある」ことがカギなのかも、なんて。実在したスダジイの木ををモチーフに、重厚で繊細ながら花投げな雰囲気の印象にまとめたアイアンアート。複数に株立した姿を写して、面の葉と線表現の葉をミックスし、全て鉄で制作しました。全体写真。