アイシャドーを手作りする。

こんにちわ。
鉄でオブジェとか作っている江口真代です。プロフィールは以下になります。

アイシャドーを手作りします。

花粉症ではありますが、そんなにキツイアレルギーが有るわけではなかったのですが、10年ぐらい前から原因の確定できない蕁麻疹に悩まされておりましてね。
それで食べるものやら、つけるものやら、いろいろ手作りするようになりましたです。
化粧品系はそんなわけでほぼ作っております。
まあ、日常的に接客などでお化粧の必要な仕事ではないし、そんなに色々いらなです。

で、アイシャドーです。

ベーシックなオレンジブラウン系を作ります。
(ブルー系やグリーン系はお年ごろからしてタダの顔色の悪いおばさんになってしまう~)

材料である粉系は、手作り化粧品の材料屋さんから通販で買っています。
例えば、
ピーチピッグ さん

マンデイムーン さん

「マイカ」というものです。
色んな色がありますよ。絵の具みたい。
便利なものです。
地元ではまず手に入らないもの。

乳鉢でゴリゴリしながら混ぜて色の粉を作ります。
作った粉を小さなビニール袋に移します。
この袋の中に、極々少量のオイルを足してよく揉みます。

ココ注意
ホントに極々少量にしておかないと、中途半端な練アイシャドーができちゃって、チップで塗れないです。
ギュッと押した時にやっと固まるかな程度の量といばいいかしらん。

オイルは一般にはアレルギーの原因物質を取り除いた、フリクショナルココナッツオイルあたりを使う方が多いみたいですね。
安定の良い、酸化しにくいオイルです。

私はサンホワイトという高度精製した白色ワセリンを使っています。
フリクショナルココナッツオイルより低刺激ですが、スッとしないメンソレータムみたいなもので、ちっともサラッとしてないので、少し使いにくいかもしれません。

よく揉んで全体になじませたら、消毒用アルコールを加えてトロトロにして、袋の端をちょこっとカットし、容器にチューっと絞り出します。

こっちは少し濃いブラウンの予定。

ところで写真の容器ですが、以前使っていたハーバーのアイシャドーが入っていたものです。
化粧品を手作りするにあたって悩ましいのは、容器じゃないかと思っています。
ちょうどいい感じの、素敵な容器、おしゃれな容器って、容器だけでなかなか売ってないのです。
もし、何時か作ってみようかな、と思われるのでしたら、お好きな容器はとって置かれたほうが良いかと思います。
自宅で使う分にはあれですけど、ちょっと出かける時に持ち歩く場合など、素敵じゃない容器はなんとなく寂しい気持ちがすると思われますです。 

さて、このトロトロしてるものを、風通しの良い日陰で2週間程度乾燥させます。
まっ、放置ですね。
アルコールを飛ばすわけです。

乾燥させてケースにセットしたのがこんな感じ。

IMG_4090.JPG

付けてみてこんな感じ。
使用感とか、何が違うというものでもございません。
普通のアイシャドーとして問題無いです。

でも市販のものと比べたら、ハッキリ言って市販のもののほうが伸びとか持ちとか、いいと思いますよ。
ただ、自分で作れば内容がわかっているので、蕁麻疹は心配ないです。
合成の色みを使わずに作れば、色素沈着もないと思われ、何かと安心でございます〜