鉄のコスモス その1

鉄のコスモスの花びら用パーツ。切り出して周辺をグラインダーで整えたもの。 鉄でコスモスを作ることにしました。
コスモスは母が好きな花で、子供の頃から身近に感じていた花です。
花言葉は「少女の純真」「真心」。
ラテン語で星座の世界=秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事だそうです。
軽やかで優しい花ですよね。
八重咲きや大輪など、種類もいろいろあるみたいですが、ベーシックなタイプにしよと思います。
 
花弁の形を幾つかテストしたのですが、ギザギザがはっきり入っているものが雰囲気がでるようで、今回はこのカタチで行くことにしました。
一輪で8枚。8枚花弁の花です。
花弁が8枚なら、萼も8つですな。
そうそう、花によっては萼が派手に変化して花びらチックに見えるものも有りますが、コスモスは萼はちゃんとついてますね。
後で萼も作らないとね。

 

鉄のコスモス花びら鍛造 花びらを丹念に鍛造します。
筋がしっかり見える仕上がりのほうがコスモスらしいと思いました。
鍛造でパーツの柔らかいうちに表情も付けてしまいます。
 
花びらの裏側は赤く見えますね。
サビ板に熱をかけるとサビが赤く残る場合があります。
温度を上げ過ぎない時限定。
叩く側に熱をかけたので、裏側は丁度赤く残る温度だったようです。

 

鉄のコスモスの花芯。結束番線の先を焼き丸めて短く切り束ねたものを根本で溶接してまとめています。 コスモス、咲くの秋ですよね。
できるだけ実寸に近い大きさで作りたいので、資料写真から花芯の大きさを割り出しました。
花芯が満開のものと、5分咲き程度のものと、両方作る予定ですが、まずは5分咲きに手を付けました。
中心部分より、周辺が少し盛り上がっている花芯にします。
結束番線の先端を焼いて丸めて短く切り、揃えてまとめて後ろから溶接して一つにします。

 

鉄のコスモス花びら組み立てる様子。予め曲面に仕上げてある花びらのパーツを、花がさくように自然な雰囲気で並べて、中心に花芯のつく穴を残し、花びらの根本で仮溶接してまとめていきます。

鍛造した花びらの中から、相性の良い8枚組を作り、咲いている雰囲気で並べます。
中心には後から花芯を差し込み、裏から溶接する予定なので、花芯が刺さるか確認しながら空きの大きさを決めていきます。
 
できればこの状態で裏から溶接したいところなのですが、そこまで器用には出来ない。
よって、できるだけ目立たないように、でも動かしても壊れない程度に、慎重に仮溶接して一つにまとめます。

 

鉄のコスモスの花びらを中心で留めたもの。花芯を差し込む穴が開いています。花びらだけの花が咲く?
 
できるだけ、作る予定の分量の半分ぐらいをまとめて作業するようにしています。
ある程度はまとめてやったほうが、慣れも出てきて作業効率が良い。
でもいっぺんに全部で進めると、間違っていた時にひどい目にあう。
それで、半分ぐらい。

 

鉄のコスモス花

中心に相性の良い花芯を挿して、裏から溶接して花にしました。
花芯も花びらも同じには作れないので、それぞれやはり相性が出来てしまいます。
それもあって、いつくかまとめて進める方が都合が良いですな。