伝説的生物を鉄で制作しました。
古今東西伝承伝説に時代を渡って登場してくる生物を、私の個人的解釈でカタチにしました。
ですので、自ずと他の方の解釈とは違う部分があります。
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鳳凰_鳳
鍛鉄を組み上げて作った鳳凰です。
ボディは鱗で覆われ、翼は透け感のあるワイヤー表現になっています。
鳳凰に雌雄がある、ない、諸説あるようですが、これは作っているうちにどうにも男の子になったので、雌雄はあるとしての「雄」つまり「鳳」となりました。 -
鉄麒麟
魔除け招福の門扉上部飾りとして制作した鉄の麒麟です。
麒麟には5色あるそうで、今回は一番力の強いと言われる「黒麒麟」にしました。
魔除けになるように、いろいろなところを尖らせてあります。 -
ヤタガラス
「ヤタガラス」は「八咫烏」と書き、
神武天皇がが神武東征の際に熊野国から大和国への道案内をしたとされる、カラスの姿の神です。
熊野三山では神として祀られています。
ボディは透け感のあるワイヤー表現、体内にホタル石を持っています。
翼は精密に鍛造されたパーツで構成され、三本の足にはしっかりした爪、ソリッドのくちばしと大きな丸い目が特徴的です。
■ L-Feb ■
百億の昼と千億の夜が君を隠した
瞼の裏に金の針で印されるは
伝え聞く断片と星の瞬
L-FebはLegendary Fe(iron) being 伝説的鉄生物、造語です。